ネイチャーアクアリウムと私の水槽
2005,11,16
ADAから出版されるAQUA JOURNAL(アクア・ジャーナル)を読みまして、ADAの提唱する「ネイチャーアクアリウム」について考えてみたいと思います。

はじめに言いますと、私は「ネイチャーアクアリウム」と言いますか、ADAが発表する水景に憧れていますし、ADAの水景を見て感激しまして、水草水槽を始めることになりました。
まず、「ネイチャーアクアリウム」とは何なのか、はっきりしたいところです。この言葉の定義については、ADAオフィシャルサイトから引用すると、ちょっと長いですが下のようになります。



ネイチャーアクアリウムと「水草水槽」は別のものです。ではネイチャーアクアリウムとは何か。平たく言えば「インテリアとしての水草水槽」であり、その華やかさや、”わびさび”と言われる感情的なものを持つ「芸術作品」です。

自然の風景や水中の様子を水槽の中に忠実に再現するのではなく、自然に学び水槽の中に水草と熱帯魚が共存する楽園を創造すること」自由な発想により自分が思い描く「創造された」水景を作成しようとするものです。

そしてその神髄は水草の美しさを遺憾なく発揮し、その空間で健康で状態の良い輝く熱帯魚が共存する世界を創造すること。




一言で言うならば、水槽の「インテリア性」、「芸術性」を高め、「水草と熱帯魚の楽園」として水槽を創造することであると言えるでしょう。

そこには、日本的な"わびさび"を取り入れることが重要であることが強調されています。

確かに、「ネイチャーアクアリウム」は欧州の水槽スタイル(オランダの「ダッチスタイル」など)と比較すると、日本庭園に代表される日本の風景を水景に取り入れています。天野氏本人も、日本的な美を非常に好むと言われていまして、ウィローモスを大胆に使った水景(庭園の苔)や石組みの組み方(庭園の石)に日本らしさが現れています。

そして、日本的な美を水槽に表現したことは、ADA(天野氏)が作る水景が海外で高く評価されている理由であると考えられます。天野氏が欧州スタイルを踏襲する水景を作ったとしたら、ここまでADAが各国に知れることはなかったと思います。

このように、「ネイチャーアクアリウム」には日本的な感覚が織り込まれていまして、人気があるのは自然なことだと思います。

また、インテリア性については、一般的な熱帯魚や水草水槽は観賞の意味合いが強く、インテリア性が元からあると言えます。

その水槽に、日本庭園に代表される日本的な美を再現した「ネイチャーアクアリウム」を取り入れれば、インテリア性が高まるのはこれも自然な流れだと理解できます。

さらに、ADAが提供する水槽や照明、管理器具、肥料などのパッケージに至るまで、全ての製品でデザイン性が重視されていますので、より一層インテリア性が向上することになります。

日本的な美とインテリア性がお互いに相乗効果を発揮していることがよくわかります。

芸術性については、特に説明することはありません。ADAの作る水景を見た人は「ネイチャーアクアリウム」なんて言葉を知らなくても、「おぉ〜」「すごい!」と思うのではないでしょうか。芸術性が何たるか、説明しなくては分からない芸術が溢れている中で、一目見てこう思わせるだけで、相当な物だと思います。

このように、「ネイチャーアクアリウム」は筋の通った一貫した思想の元に育まれていますので、多くの人に支持されているのだと思います。

私もこの一人でして、「いつかはネイチャーアクアリウムを作りたい」と水草水槽を始めました。

今回は、NAの説明で終わってしまいましたね。次回に続く。
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